髪を切って、ヘアゴムの使い道に困ってる人へ
行き場を失ったヘアゴム
元来、床屋・美容室に行くのが苦手な私にとって、ほったらされた空き地に生い茂る雑草のように伸び切った髪を処理するのに、ヘアゴムは大活躍していた。
それが突如、昨晩の家主の思いつきにより、生い茂る雑草は高校サッカー部員のような好青年ショートヘアになったのだ。
おかげさまで、昨日まで4番ピッチャーのごとく活躍していたヘアゴムは、本日より無惨にもブルペンにすら入れなくなった。
ヘアゴムのセカンドキャリアの始まり
W杯で目標に届かず敗戦してグランドに残り続けるエースストライカーのごとく、名残惜しそうに仕事机に居座るヘアゴムは、私の心を震わせた。
どんな選手にも、チームで全うできる役割があるはずであり、それを見つけてあげるのがコーチ・監督の役目なのである。ヘアゴムの持ち主である私は、そんな思いに突き動かされた。
グラスというパートナーとの出会い
出会いはいつも突然であり、偶然である。某海賊漫画の船大工のごとくコーラを満杯に携えたグラスが、仲間になりたそうにこっちを見ていた。
かねてより、このグラスに1つの悩みがあったのだ。それは、夏場キンキンに冷やした飲み物は夏場相応の汗をかき、それにより私の仕事机は会議を終えると夕立の後の路面のようになっている、ということである。
ヘアゴムとグラスのバッテリー
ふと、私はこのグラスをヘアゴムの上に置いてみたのである。するとどうだろう、グラスが少し浮いているような近未来を感じさせる素敵なコースターへと早変わりだ。
写真では分かりにくいが、SF映画の乗り物のような浮遊感を醸し出しているのだ。(の写真撮影の能力の低さは棚に上げさしてほしい)
この意外な組み合わせは、小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」のサビを思い出せるのは私だけだろうか。
まさにである。
SDGsとしてのヘアゴム
ぜひ、ヘアゴムの使い方に悩まれている人がいたら、これを真似してみてはいかがでしょうか。また、「こんなヘアゴムの使い方もあるよ!」というのも募集しています!