見出し画像

#BLACKLIVESMATTERについて思うこと

前置き

めっちゃ久しぶりにnoteを開きました。
前置きが長いとアレですよね。
早速お題についてユルユルと書いていきます。

これからの内容は僕個人の考えかたです。

こう考えるべき! その考え方は間違ってる!

といった主張ではありません。
何となく感じている程度なのです。
居酒屋で酔っ払っためんどくさいヤツの語り。
くらいで受け止めてくれると嬉しいです。

#BLACKLIVESMATTER  とは?

みなさん、この英語なんて訳しますか?

直訳すると「黒人のいのちは大切」ですかね?(英検4級なので、これで勘弁して下さい)

「ブラックカルチャーってめっちゃクール!」

と僕は訳すことにしました。

意訳の理由は「人の命が大切」「人種差別は良くない」ということは、多くの人が分かってはいると思うんです。それでも解決しないのは、それ以上の問題があるんじゃないかな?と感じたからです。

#BLACKLIVEMATTER をご存知ない方はググって下さい。僕より詳しい人が説明してくれてます。知らんけど。

一応、話題になった動画を貼っておきます。

差別について

「差別は無くならない」と思ってます。
そのこと自体は悲しいことですが。
なぜなら次のように考えてるからです。

「何が差別かは時代ごとに変化している」

例えば、少し前(昭和くらい?)まで、男尊女卑は意識されていなかったのではないでしょうか?お侍さんの時代は「士農工商」という身分制度があったと中学校で教わった気がします。そして、時代劇で武士が農民を斬殺してもお咎めがない悲しいシーンを見たことがありませんか?

僕たちは、無自覚に差別してしまっていることが、まだまだあるかもしれません。そして「僕は何かを差別してないだろうか?」という自問を続けることが大事だと思います。きっと、知らぬ間に誰かを傷つけているかもしれません。そして、傷つけられた方も傷つけられたことに気がついていないかもしれません。

長くなりました。
「差別は良くない」と発言するだけではなく、
「差別の起源や背景を自分なりに分析して、どう向き合うか考える」そうすることが重要なのではないかと思います。

正しい間違ってるはどうでもいいと思います。
そういう考える姿勢が大事だと思います。

「人種差別」という問題は日本人には理解しにくい気がしてます。

今まで、他の人種に制圧されて虐げられた歴史がほとんどないと思っているからです。「黒船来航」「WW2後」は近いかもしれません。ただ、これから僕の考える黒人差別の起源と比べると、人権侵害とまでは言えないと感じてしまいます。(そういう過去があるとすると明らかに勉強不足です、ごめんなさい)

だからこそ、自分なりに「黒人差別」を勉強をしなおし、向き合い方を考えてみましたら。

まあまあ長くなるから、嫌な人はここで離脱したほうが良いかもです。

黒人差別の起源

それでは、まずは起源を遡ってみましょう。

なぜ、黒人差別がなくならないのでしょうか?
僕なりの仮説をこれから、建ててみます。
若干、理論の飛躍もあります。戯言くらいで読んでくれると嬉しいです。

まず、皆さんは黒人差別はいつから始まったと考えてますか?僕は、大雑把に言えば「黒人奴隷」と考えています。

ここはみんな一緒なんじゃないかな?
知らんけど。

ただ黒人奴隷と言っても、時代も地域も様々な場面で起こっていたことです。そこで、もう少し要素を分解してみました。

「南北戦争」「モノカルチャー」と僕は考えました。

しかしながら、
南北戦争の後、奴隷解放宣言につながる。と世界史で習いませんでしたか?
それなのに、黒人の立場を上げたとも言える南北戦争が、黒人差別につながるのか少し疑問になりますよね。

それではまず、南北戦争を少し復習です。
確かに一般的に、南北戦争は北側が南側から黒人奴隷を解放する戦争という側面があります。ただ、同時に違うことでも争っていました。

それは「経済」と「貿易」の主張の違いによる対立です。北側は工業を中心とした保護貿易。南側は農業を中心とした自由貿易

それぞれの主張背景は次のような理由でした。

まずは、南側を見てみましょう。
綿花栽培を中心の農業が主流でした。広大な土地を持ち、その生産力・競争力は圧倒的。その為、出来るだけ障壁がなく自由貿易で、色んな工業国に綿花を輸出したかった。

一方の北側はどうだったのでしょうか?
当時は北側とイギリスは仲が悪く、工業製品を輸出してもらえず、自分達で作るしかなかった。しかし、世界の工場と呼ばれたイギリスよりも優れた工業製品を作ることは難しく、保護貿易ではないと経済成長が難しかったという背景があります。

両者の主張の争いによる戦争。終結はどうだったのでしょうか?結果は、「黒人解放」というテーマの名の下に、世論やを味方につけた、
北側が勝利を収め集結しました。

その後、南側がどうなったと思いますか?
北側にとって綿花の原料供給地となりました。
この縮図は同時代のインドとイギリスの関係を想像すれば近いかもです。いわゆる「モノカルチャー」な経済になるしかありませんでした。

つまり、黒人の「貧しさ」や「社会的弱さ」の起源は、「南北戦争」と「モノカルチャー」にあるのではないか?と僕は考えました。

世界史的な間違いがあればご指摘いただきたいのですが、世界史の先生でも何でもありません(何なら高校のテストは赤点とってました)。
優しくみてくれると嬉しいです。おおよその流れは合ってる気がしてます。

黒人差別の背景

前章では、黒人差別の起源を自分なりに考えてみた。「貧しさ」「社会的な弱さ」の原因は何となくつかめました。しかし、それが現代まで続く理由としては少し弱いと思いますよね。

この章では、アメリカはバラク・オバマ(黒人)がアメリ大統領になる(国から選ばれる)のに、なぜ黒人差別は続いているのか?ということを考えてみます。

ざっくり言うと、その貧困や社会的弱さは、トマ・ピケティの世襲資本主義的な流れで現代まで続いているのかもしれません。
が、経済は大学最初に落とした授業の単位です。めっちゃ苦手です。
僕らしい考え方ではないと思いました。
ここからの理論は自分らしい意見を考えるため、かなり逸脱していきます。
居酒屋で酔っ払っためんどくさいヤツが酩酊してきた、と思ってください。

時代は、南北戦争からずっと後になります。
ここは、1970年前後のアメリカ合衆国NYの最北端「ブロンクス」です。

時代がここまで飛ぶ理由はかなり甘いです笑
西部開拓〜ベトナム戦争集結までアメリカは、自国の繁栄のために国外ばかりに目を向けている印象があるからです。つまり、政府は国の繁栄のために国内の些細なことを気にしている余裕はないし(戦争は国を上げた事業であることが多い)、市民も自国の繁栄がなされれば自分の悲惨な状況は少しは改善されるという期待があったと思うからです(ここは本当に詰めが甘いので、いつか考えは変わると思います)。

そしてこの後の仮説との間に、キング牧師やマルコムXといった人たちの文脈があると思います。があまりに不勉強でここでは控えさせていただきます。。。ごめんなさい。。。

さて、1970年前後のブロンクスは何が誕生した街かご存知ですか?

「ヒップ・ホップ」です!

何故、ヒップ・ホップ生誕の地「ブロンクス」が、黒人差別が現代まで続く理由と思ったか、不思議に感じる方が多いかもしれません。
その疑問を紐解くには、ブロンクスでヒップ・ホップが生まれた理由を辿る必要があります。

1970年前後のニューヨークは経済的にも治安的にも最悪だったらしいです。その中でも、スラム街とも言えるブロンクスは最悪の中の最悪。
保険金欲しさに大家が火災をたくらみ、小さいこどもに放火をさせる。ヤク中・アル中が街のストリートに溢れている。そんなブロンクスは市政や警察・消防からも見捨てられてしまったらしいです。

そんなブロンクスに暮らす若者は、ブロックパーティーに明け暮れていたそうです。ブロックパーティが何?と言う人はこの動画をご参考ください。ちなみに、イギリスのバンドではありません。

古くてわかりにくいですね。
めっちゃ、短絡的にまとめて詳しい人に怒られると思いますが、DJしながら、ラップして踊って、落書きして盛り上がってるっぽいですね。

恐らく、ヒップ・ホップ文化は、ブロンクスの若い黒人が悲惨な現状や不満から逃れるための遊びとして生まれてるんだと、僕は解釈しています。そして、いつしかブロンクスの若者たちにとって、ヒップ・ホップは不満を表現する手段となったと僕は思っています。

色んな説がありますが、ブロンクス内からも、アメリカ全土からも、初めて認められた最初のヒップ・ホップのレコードはこの歌だと思っています。

曲名の「The Messege」通り、ブロンクスの問題を世に訴えたわけです。

しかし、「DJ」「ダンス」「ラップ」「グラフィティ」のヒップホップ要素は、ギャングとの関係も深かったと言われています。例えばブロックパーティーではクスリが出回っていたりしたらしいです。

このような一連の状況により、そう昔でもないブロンクスの悲惨で過酷な状況が「黒人」は「危険」「犯罪的」と言うイメージを植え付けてしまった。
と僕は考えました。そして、そのイメージが今も続く黒人差別の原因の1つでなのでは?と仮説を立てることにしました。

「そう昔ともいえない」と表現したことに違和感を覚える人もいるはずです。あえてこのように表現したのは、奇妙な一致があるからです。
現在のアメリカ大統領ドナルド・トランプは、同時期にニューヨークで不動産事業を始め「アメリカの不動産王」と呼ばれるようになります。

この辺のつながりは、ブロンクスの都市計画(ロバート・モーゼスの流れ)を学べば、より関係性が見えるかもですが、僕は専門家じゃありません。「やりすぎと都市伝説」風に「信じるか信じないかはあなた次第」とした方が面白いのかもしれません。

長くなりましたが改めてまとめです。
ブロンクスから始まるヒップホップ文化は、アメリカ国民にとっては黒人=「危険」「犯罪的」という先入観を与える1つの原因の可能性はありそうと考えました。そして、アメリカが国内に目を向けられるようになった、1970年以降も「黒人差別」が解消されない背景なんじゃないか、僕は考えました。

今回のムーブメントで思うこと

何も、 #BLACKLIVESMATTER って今に始まったことじゃないと思います。2013年に起きた、トレイボン・マーティー殺人事件が始まりと一般的には言われてます。そこから3年ほど、第58回アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプの勝利まで続いていました。その後は日本国内にいる限りでは、あまり感じませんでした。

そして、今回は日本でも #BLACKLIVESMATTER を表明する人が多いように思います。ここまで大きくなったのは「黒人のSNSとプラットフォームによる成功体験」が理由だと考えています。その成功体験について少しお話しを聞いていただけると、嬉しいかもしれません。

僕ができること

「光があれば影がある」というように、
正義・善だけが存在する世の中ってきっとないんだと思います。むしろ、その「良」「悪」のバランスが崩れた時に、今まで許されていたものが許されなくなる気がしてます。その時は、「悪い」ことが少なくなり、人類が新しい価値観に目を向ける余裕が出来た時なんだと思います。なんか「BLEACH」の黒崎一護と白一護、死神と滅却師の関係に似てますね笑

言いたかったことは「起きてしまった悪いこと」を自分なりに解釈しながらも、「その暗い部分に光を探そうよ」ということです。

そこで、僕の #BALCKLIVESMATTER の訳を思い出して欲しいです。何でしたっけ?自分で書いといてど忘れしました。。。

あ!


「ブラックカルチャーってめっちゃクール!」でしたね。

ここまで来れば、こう訳した理由を察してくれる人もいるかもしれません。いなければ、僕の文章力が読みにくてしょうがないでしょう。ごめんなさい、、、

このように訳したのは「黒人差別があったから、生まれた黒人の凄さ」があったかも。ということです。

それは、戦争はめちゃくちゃ悪いししちゃいけないことだけど、戦争をキッカケに技術や経済が大発展する。的なことです。

人種差別という決して許されない行為に、耐えながら戦い続けた黒人の強さや美しさは文化という形で芽生えたのではないでしょうか?

人種差別を理解しきれない日本人でも「今までの黒人差別も含めた黒人の文化を受け入れる」ことは出来ることなんじゃないか?ということです

つまり、ただ黒人差別に反対するよりもいいことがあります。「黒人のもつ文化的な魅力をめっちゃ楽しもうぜ!」と僕は思うのです。

その文化って何だよ!って人もいると思います。それでは、僕から皆さまにとっておきの1つの文化をお伝えさせて頂き、この文章を締めさせて頂きます。

それは「音楽」です。
そして同時にこの言葉を回収します。

「黒人のSNSとプラットフォームによる成功体験」についてです。 #BALCKLIVESMATTER が盛り上がって落ち着ついた2015-2016年というのは、ヒップ・ホップにとってはサイコーの年だったんです。

Kendrick Lamar「To Pimp a Butterfly」(2015)

Chance the Rapper「Coloring Book」(2016)

Frank Ocean「Blonde」(2016)


ありきたりですが、この3作品が出たことによって、音楽業界で黒人はメインストリームに上って行ったと言える気がします。そして、その人気の火のつきかたは従来とは異なりました。それは、「spotify」「applemusic」「soundcloud」などのプラットフォームで人気を集め、SNSでファンと繋がり、ライブが収益源となったのです。

「黒人のSNSとプラットフォームによる成功体験」

それは多くの黒人ラッパーたちの、近年のアメリカンドリームの掴みかたであり、成功をイメージできる唯一の手法なのではないか?と僕は感じました。

話を元に戻して、他にも黒人のかっこいい音楽をご紹介します。
今回のセレクトは #BLACKLIVESMATTER ぽい感じにしてみました。それでは、皆様お聴きください!

1曲目はジェームスブラウンです

2曲目はサムクック

3曲目はボブマーリー

4局目はスペシャルズ

5曲目はN.W.A.

6曲目はプリンス

7曲目はマイケルジャクソン

8曲目はチャイルディッシュガンビーノ


どうでしょう?どれもめっちゃかっこよくないすか!?
もっともっとクールなブラックカルチャーに触れたい!!
そう思いません!?

ご紹介しながら僕もそう思いました。
もし、少しでも興味持ってくれた人いたら、酒でも飲みましょう。 他に「スポーツ」「ファッション」「文学」とかいろいろあると思います。皆さん色々教えてくれると嬉しいです。

さして、居酒屋で酔っ払ってめんどくさく語り出します!

それでは、皆さんと乾杯する日まで!

最後に

今回、いろんなこところで言い争いが起きてるきがします。小説『星条旗に唾をかけろ!』みたいなことが起こらないことを心から望んでます。

気になる人は連絡下さい。貸します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?